OZONE GARDEN — EXPLORE 《ECHO.》

この街を訪れる方へ

誰かとつながる方法が、
たくさんある時代です。

話すこと、返すこと、互いを知ること。
そのあいだにある距離を、
少し違うかたちで見つめてみたくて、
この街をつくりました。

会話をしなくても、
関係のようなものは生まれるのでしょうか。

2泊3日、手記で広がる「地図のない街」

ECHO.は、
「時間の重ならない街」を旅する、
3週間の共同創作プロジェクトです。

実在する宿に泊まるわけではありません。
宿泊を決めた人には、
3週間のあいだ、
この街に残された旅人たちの手記が届きます。

あなたの滞在は、2泊3日。
手記を読み、街を歩き、
一日一篇、自分の手記を残します。

この街に、決まった地図はありません。
あなたが湖のほとりを歩いたと書けば、
この街には湖が生まれます。
部屋に花を飾れば、
次の旅人が、その花を見つけるかもしれません。

これまでの手記を
すべて確認する必要もありません。
同じ街を訪れていても、
見えている景色は、
少しずつ違っていてかまいません。

自分として、あるいは架空の旅人として

この街には、
あなた自身として訪れても、
架空の旅人として訪れてもかまいません。

名前も、過去も、行き先も、
自由につくることができます。

旅人どうしが会うことはありません。
誰かの手記に返事をすることもありません。

触れるのは、
その人自身ではなく、
その人がこの街に残したものだけです。

それでも、
誰かの一文によって景色が変わったり、
何かが次の旅人へ引き継がれたりするかもしれない。

そんなふうに、
想像と創作で遊びながら、
出会わないまま関わってみたいのです。

これは、小さな実験でもあります。

ECHO.は、
Ozoneの研究・実験の場
「Ozone Garden」による最初の未踏探索です。

今回は、
人と人がどこまで
「つながらずに」共にいられるのかを、
ひとつの街をつくりながら探ります。

始まる前と終わったあとには、
簡単な質問やインタビューで、
この旅で感じたことを聞かせてください。

何かを証明するためではなく、
次に考える問いを見つけるための記録です。

この旅の記憶を、一冊の本に。

街に残された手記と問いは、
すべての旅が終わったあと、
一冊の本にし、文学フリマ東京43で販売する予定です。

この街を一緒につくった著者のひとりとして、
あなたの名前も記させてもらえたら嬉しいです。

誰にも会わなかったはずなのに、
誰かがいたような気がする。

自分ひとりで見た景色が、
いつの間にか、
誰かの景色にもなっている。

あわいの中には未生の気配。
そこから何かが想像される瞬間を
共に過ごしてみませんか?

Ozone Garden
サカキミヤコ

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